徒然なるままに

日々感じる事をままに

夏目漱石

夏目漱石が好き。

行人なんてのは誰も信用しなくなった兄が出家する話。気持ちはわかる気がする。

こころのKの自殺理由は先生との友情を失ってこの世の誰とも切り離された心持ちになったのだという解釈。

則天去私とかいうものの、漱石先生自体がほぼほぼそれとは真逆なで、世間の目をやたらと気にしている。あれでは胃潰瘍になってお亡くなりになるのもわかる気はする。

わたしといえば日々一人でかの教えに従って練習。何の意味があるの?なんて聞かれてもそんなのはわからない。

努力する事に何の意味があるのと聞いているようなもの。

努力という言葉は好き。何か成果をあげられなかったとしても、やり続けてきた人にはそれなりな風格がある。

勉強、もまたしたかり。因数分解が何の役に立つのと言う中学生だったものの、今になって思うとそれを言う人がいかに因数分解に助けられているかを知らない。

やっておけばと後悔するより、今地道にやる事が大切。

それは一生続くのでしょう。